事例概要

・業種：ホテル業
・経緯：既存顧客からの紹介
・支援開始時の状況：
バブル期に投資をして建設・購入したホテルの債務の返済が資金繰りを圧迫し、数ケ月後に資金が枯渇という危機的な状況。

支援内容

・相談を受けた翌日に、社長と一緒にメインバンクを訪問し、半年間の元金棚上の支援を要請
・翌月の返済から元金棚上の条件変更手続（リスケ）を実施し、資金ショートを回避
・毎月の定例訪問にて業況をモニタリングし、金融機関への報告にも弊社担当者が同席
・第二会社方式による出口戦略を支援
収益改善と過剰債務からの脱却の見通しが立たず金融機関から担保不動産（ホテル）売却の要請あり。
当社にて新会社を設立し、ノンバンクから資金調達し、ホテルを新会社で買い取り、債務を返済。
新会社は、2年後にノンバンクから市中金融機関にてリファイナンス（借換）を実施。
・メインバンク了承のもと、ホテル売却後に残った多額の債務は、サービサー（債権回収会社）へ売却され、その後サービサーとの交渉により、多額の債務も新会社が少額で買い取ることで債務問題は終了（DPO）

現在

・当社から後継者（子息）に新会社を譲渡済みで、ホテルは円滑に運営中
・今後更なる観光需要に備えるべく、新たなホテルの開業を計画中
・当社としては、毎月の会議への参加や金融機関対応等にて支援を継続中

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